オープンソース

情報処理推進機構、「2007年度日本OSS貢献者賞」の受賞者を選定

情報処理推進機構は10月12日、優れたオープンソースソフトウェア(OSS)の開発者及び普及への貢献者を表彰する「2007年度日本OSS貢献者賞」の受賞者を選定し、発表した。

「日本OSS貢献者賞」は、日本におけるOSS開発の振興を図る目的で、影響力のある開発プロジェクトを創造、運営した開発者などを表彰するもの。2005年度に創設され、今年度が3回目となる。

選定は、自薦、他薦により広く推薦を受けた52名の候補者の中から、審査委員会の審査によって受賞者が決定された。

2007年度日本OSS貢献者賞の受賞者は以下の4名。

○小山哲志氏:日本PHPユーザ会における技術者育成をはじめとしたOSS普及促進への貢献

○笹田耕一氏:Rubyを高速化するシステムYARV(Yet Another Ruby VM)の開発をはじめとしたOSSへの貢献

○佐藤嘉則氏:組込み向けCPUへのLinuxの移植をはじめとしたOSSへの貢献

○松本裕治氏:日本語形態素解析システム茶筌(ChaSen)の開発をはじめとしたOSSへの貢献

(川原 龍人/びぎねっと)

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