オープンソース

オージス総研、統計解析オープンソース言語をビッグデータに対応させた「Revolution製品」を提供開始

オージス総研は5月15日、統計解析オープンソース言語「R」をビッグデータに対応させたRevolution Analytics社製品の提供を開始した。

近年、オープンソースのプログラミング言語「R」が統計解析などの用途で広く利用されている。「R」は基本的な統計解析から機械学習など高度な解析に至るまで、幅広く応用が効くが、基本的にメモリ上にロードできるデータ量しか扱えない、複数CPU/コアが最大限に活用できないなどの制約がある。Revolution Analytics社が提供する製品「Revolution R Enterprise 」は、メモリ量を大きく超えるようなデータの処理や、複数CPU/コアでの並列処理の最適化がなされており、高速かつ効率的に処理することができる。また、並列分散処理基盤Hadoopと組み合わせてビッグデータに対応することも可能。

オージス総研は、Revolution Analytics社と販売代理店契約を締結し、Revolution製品の販売を開始した。これに伴って「R」及びRevolution製品についてのトレーニングも提供する予定だという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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