オープンソース

「Apache OpenOffice 4.1」リリース

Apache Software Foundationは4月29日(現地時間)、オープンソースのオフィススィート「Apache OpenOffice 4.1」をリリースした。

OpenOffice.orgは、StarDivisionによって開発されたStarSuiteをベースにしたオフィススイート。StarDivisionは1999年にSun Microsystemsに買収され、OpenOffice.orgは2000年にオープンソース化。2010年にOracleがSunを買収した後はOracleの下で開発が進められていた。2011年6月には、OpenOffice.orgはOracleがApache Software Foundation(ASF)に寄贈、その後Apacheインキュベータープロジェクトとなった。

「Apache OpenOffice 4.1」では、Writerの入力フィードの改善、画像編集の機能強化など、いくつかの機能強化が行われている。インターネット統合スィート「Seamonkey」のコードが削除され、代替としてNSSライブラリが採り入れられている。また、その他にもいくつかのバグが修正されている。

Apache OpenOffice 4.1は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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