オープンソース
OpenBSD Project、OpenSSLからフォークした「LibreSSL」の開発に着手
OpenBSD Projectは4月23日（現地時間）、OpenBSDからフォークした新しいSSL実装、「LibreSSL」の開発に着手したと発表した。
OpenBSD Projectは、OpenSSLのコードクリーンアップ作業に着手していたが、コードの改良だけでなく、書き直しに近い作業を行い、セキュリティのより高いSSL実装を目指すべくLibreSSLの開発に着手した。OpenSSLには、Heartbleed以外のセキュリティ問題も存在しているとしており、構成も一部見直すという。
LibreSSLは、次期OpenBSDであるOpenBSD 5.6に組み込み、その後、他のシステムにも対応できるものに仕上げていくという予定で作業を進めるという。
LibreSSLの公式サイトでは、このプロジェクト推進のための寄付を募集している。
(川原 龍人/びぎねっと)
