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クラムワークス、LinuxベースのOSと各種アプリケーションを搭載したUSBフラッシュメモリを発売開始

クラムワークスは9月12日、Linuxベースの小型OSを搭載したUSBフラッシュメモリ「BOOTPLUG-m1」「BOOTPLUG-m2」を、9月13日から発売開始すると発表した。USBポートに同製品を差し込みPCを起動すると、OSがブートし、Firefox相当のブラウザ、メーラー、OpenOffice.org、PPTPまたはIPsecによるVPN接続などが利用できる。また、リモートデスクトップ クライアントを標準搭載しているため、高価な大容量SSDを導入しなくても、同製品だけでハードディスクレス環境が実現できる。

また、BOOTPLUGでは、Flash Player 9と RealPlayer 10の利用が可能。Flash 9 Videoや、RealMedia形式の動画、音声をディスクレスで再生することができる。また、BOOTPLUGには空き領域 (ユーザ領域) があり、メールや文書を保存しておくことができる。この領域はAESにより暗号化され、本体紛失した場合にも第三者によってデータを読み出される事はないという。

容量は、BOOTPLUG-m1が約1GBでユーザ領域は約730MB、BOOTPLUG-m2が約2GBでユーザ領域は約1.7GB。定価は、「BOOTPLUG-m1」が12,600円、「BOOTPLUG-m2」が16,800円 (いずれも税込)

(川原 龍人/びぎねっと)

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