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スイッチサイエンス、ロボットキット「RAPIRO」の発売を開始

スイッチサイエンスは3月3日、人型模型ロボットの組み立てキット「RAPIRO」の販売開始を発表した。頭部にRaspberry Piを頭部に内蔵させることで、さらに高度な動作と制御が可能になる。

「RAPIKO」は、サーボモーターを12個搭載していながら、44,100円(消費税5%時)という手頃な価格を実現。ロボット工学およびソフトウェアの分野での研究・教育・学習に加えて、ホビーとしての使用も想定している。組み立てには数時間かかるが、ドライバーだけで簡単に組み立てることができる。ロボットの動きは、PCを使って自由にプログラムすることができる。

「RAPIKO」には、オープンソースのマイコン開発環境である「Arduino」互換とすることで、製品の開発コストを抑制すると同時に、利用者によるプログラミングの難度を下げた。名刺サイズの低価格Linux PCである「Raspberry Pi」を頭部に内蔵させると、さらに高度な動作と、Bluetoothや無線LANによる外部接続が可能になる。額の部分には、Raspberry Pi専用オプションのカメラモジュールを搭載することができる。

RAPIROは、Webサイトを通じての販売となる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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