オープンソース

バージョン管理システム「Git 1.9.0」リリース

バージョン管理システムGitの最新版、「Git 1.9.0」が2月14日(現地時間)リリースされた。

Gitは、Linux kernelのソースコード管理を目的として、Linus Torvaldsらによって開発が開始された、高速の分散型バージョン管理システム。ワークディレクトリがすべてのリポジトリ履歴を持っているため、中央サーバへのアクセスを行わなくてもリビジョン間の履歴を調べることができる。

Git 1.9.0では、HTTPによるトランスポートにおいて、GSS-Negotiate認証で100 Continue messageを送信するように変更されている。また、その他コマンドの仕様変更・追加など、いくつかの機能変更が施されている。なお、一部の機能は後方互換性がないので注意が必要。

Git 1.9.0は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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