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サン、インテル Xeon・AMD Opteron・UltraSPARCの異種ブレードが同時に使用できるブレード型サーバを発売

サン・マイクロシステムズは7月11日、インテル Xeonプロセッサ、AMD Opteronプロセッサ、およびUltraSPARC T1プロセッサを搭載した異種ブレードが同時に使用できるエンタープライズ向けブレード型サーバ「Sun Blade 6000 モジューラ・システム」を発表した。販売は11日に開始されており、出荷開始は8月下旬となっている。

同製品の最大の特徴は、3種類のプロセッサを搭載した異種ブレードの同時使用を実現しながら、既存のSun Fireサーバ・ファミリと同一の管理フレームワークの採用や、マルチOSをサポートことによって、ブレードをラックマウント型のシステムと同じように利用できる点。OSは、Solaris、Windows、およびLinuxをサポートしている。

同製品は、演算性能、メモリ/ストレージ容量、I/Oの帯域幅・拡張性・柔軟性に優れるとされているラックマウント型サーバの特性と、設置効率、運用・管理面で優れるとされるブレード型サーバの特性を両立させており、Web層アプリケーションや分散型データベース、仮想化インフラ、HPCなどの用途に適しているという。

価格例は、「Sun Blade X6250サーバ・モジュール(クアッドコア インテルXeonプロセッサ E5320 × 1、2GBメモリ)」が554,000円、「Sun Blade 6000シャーシ(Network Express Module × 1、シャーシ管理モジュール × 1)」が823,000円(いずれも税別)となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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