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NEC、クラウドとハウジングのハイブリッド利用が可能な「NEC神奈川データセンター」を開設

NECは1月23日、クラウド基盤サービスとハウジングサービスのハイブリッド利用が可能な「NEC神奈川データセンター」を1月27日に神奈川県内に開設すると発表した。本データセンターにおいては、同日からハウジングサービスを、4月からクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」を提供する。

本データセンターでは、クラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」とハウジングサービスの両方を提供。両サービスを組み合わせて利用することで、顧客システム全体の運用効率化を実現する。また、SDN(Software-Defined Networking)を活用しネットワークを仮想化することで、顧客構築システムからの移行の容易化や、約5分間と短時間でのICT資源の調達などを実現する。さらに、データセンター間ネットワークを用いた他のデータセンターとの連携や、NECが顧客に代わりシステム全体を統合運用するサービスを提供する。

立地は神奈川県内で、新宿駅から約1時間のアクセス、かつ活断層から9km以上・海岸から30km以上離れたハザードマップの被害想定区域外とされている。建屋は耐震構造、マシンルームは免震構造を採用すると共に、満床時最大72時間の無給油連続運転が可能な自家発電装置の設置や電源設備の冗長化を実施している。

(川原 龍人/びぎねっと)

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