レッドハットは7月5日、Red Hat Enterprise LinuxやJBoss Enterprise Middlewareを取り扱う中小規模のシステムインテグレータおよびソフトウェア販売会社を対象とした、新しいパートナープログラム「Red Hat Ready Business Partner」の開始を発表した。

同プログラムは、レッドハットが2007年1月より開始している大規模システムインテグレータ向けパートナープログラムであるRed Hat Advanced Business Partnerを、中小規模の企業向けとしたもの。

「Red Hat Ready Business Partner」は、特定分野のソリューションに特化した中小規模のシステムインテグレータとソフトウェア販売会社に対し、「営業支援」「技術支援」「教育支援」を行うもの。新製品情報や技術情報、各種トレーニングの提供、具体的な提案活動のサポートなどが行われる。また、パートナー同士の交流会や勉強会も適宜開催し、ソリューションおよびサービスを相互に提供するための機会創出も支援する。

具体的には、
○営業支援・・・レッドハット営業員による販売情報の提供、提案支援ホットラインの設置による商談サポート、専用ポータルサイトによる新製品情報の迅速な提供
○技術支援・・・検証用製品サブスクリプションの無償提供、レッドハットのセールスエンジニアによる電話・メールでのサポート
○教育支援・・・レッドハットによる教育研修プログラムの割引提供、レッドハット製品に関するeラーニングコースの無償提供
となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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