セキュリティ情報

情報処理推進機構、「2013年度 情報セキュリティに対する意識調査」報告書を公開

情報処理推進機構(IPA)は12月19日、インターネット利用者を対象とした「2013年度 情報セキュリティに対する意識調査」を実施し、その報告書を公開した。

今回の調査では、急増するスマートデバイス利用者も調査対象に、従来の「情報セキュリティの脅威に対する意識調査」に加え、新たに「情報セキュリティの倫理に対する意識調査」を行い、情報セキュリティ対策の実施状況、情報発信に際しての意識、法令遵守に関する意識などを調査した。

調査結果のポイントは、
(1)インターネット上に公開した情報を見るのは友人や知人のみと考えている利用者が半数以上
(2)私的ダウンロードは違法であるとの認識が低い
(3)スマートデバイスのセキュリティ対策は10代の実施率が他の年代より高い
(4)パスワードを使い回している可能性が高い
(5)無線LAN利用者は増加、セキュリティ対策の実施率は減少
などとなっており、報告書の中では、好ましくない傾向に対して警告を発している。

報告書は、Webサイトから閲覧できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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