セキュリティ情報

年末年始における情報セキュリティに関する注意喚起

情報処理推進機構(IPA)は12月20日、年末年始の長期休暇中における情報セキュリティに関する注意喚起を発表した。この注意喚起は、PC、スマートフォン、タブレット等の利用により、休暇中や休暇明けに、例年多発している企業でのトラブルや顧客へのウイルス感染、情報漏えい、及び家庭でのトラブルを防止するため、(1)システム管理者、(2)企業の一般利用者、(3)家庭での利用者、(4)スマートフォン、タブレットの利用者、を対象にした情報セキュリティ対策で構成されている。

本文は、
(1) システム管理者向け対策について(緊急対応体制、盗難・紛失時の連絡体制)
 「OS、アプリケーションを最新版にアップデート」、「修正プログラムの適用」、「ウィルス対策ソフトなどのパターンファイルの更新」、「情報持出しルールの徹底」、「アクセス権限の再確認」、「情報取り扱いルールの徹底」、「パスワード管理の徹底」、「サイバー攻撃対策の点検」
(2) 企業での一般利用者が行う対策について
 「修正プログラムの適用」、「パターンファイルの更新」、「休暇後利用前のウイルスチェック」、「メールの取り扱いの徹底」、「最新バージョンの利用や修正プログラムの適用」、「USBメモリ等の取り扱いの注意徹底」、「必要データのバックアップの推奨」、「情報取り扱いルールの徹底」、「SNS利用上の注意」、「Webサイト利用時の注意」、「パスワード管理の徹底」、「インターネットバンキング利用時の注意」、「スマートフォン、タブレット使用ルールの徹底」などからなる。

同文書は、Webサイトで閲覧できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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