オープンソース

「Fedora 20」リリース

The Fedora Projectは12月17日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Fedora 20」(コードネームHeisenbug)を正式リリースした。

Fedora 20では、カーネルにLinux 3.9を搭載。また、デスクトップ環境にはCinnamon、GNOME 3.8、KDE 4.10、Xfceのほか、MATE 1.6も採用されている。

Fedora 20の変更点としては、ARMアーキテクチャのサポートが強化された点が挙げられる。これにより、ARMがx86、x86_64と並び主要アーキテクチャとなった。また、仮想化関連でも強化が施されているほか、開発関連ではJBoss Application Serverの次期版が採用されている。Apache Hadoop 2.2も搭載され、ビックデータの取り扱いも強化された。

対応アーキテクチャはx86とx86_64、そしてARM。Fedora 20のインストールメディアISOイメージは、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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リリースノート(日本語訳)