オープンソース
Oracle、Red Hat Enterprise Linux 6.5をベースとした「Oracle Linux 6.5」をリリース
Oracleは11月28日(現地時間)、Red Hat Enterprise Linux 6.5をベースとしたLinuxディストリビューション、「Oracle Linux 6.5」をリリースした。
「Oracle Linux 6.5」は、Red Hat Enterprise Linux 6.5をベースとし、ドキュメントや商標に関する項目が削除・変更されている。また、Oracle Linuxは、「Unbreakable Enterprise Kernel」と呼ばれる、Oracleが独自にカスタマイズしたkernelを採用しており、これがデフォルトでのカーネルとなっている。Red Hat互換のカーネルも搭載しており、選択して起動することが可能。Oracle Linux 6.5では、「Unbreakable Enterprise Kernel Release 2」と「Unbreakable Enterprise Kernel Release 3」の2つが搭載されている。後者には、DTraceのサポートなど、より多くの機能強化が施されている。
リリースされたのは、x86版(32ビット)とx86_64版(64ビット)。Oracle Linux 6.4は、Webサイトからダウンロードできる(要ユーザ登録)。
(川原 龍人/びぎねっと)
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