セキュリティ
米マイクロソフト、「サイバー犯罪対策センター」の開設を発表
米マイクロソフトは11月14日（現地時間）、サイバー犯罪対策「Microsoft Cybercrime Center」の開設を発表した。
同センターは、マルウェア、ボット、知的財産の遵守などインターネットを使った犯罪が増加している現状に対し、これらの犯罪に対抗し、安心してインターネットが利用できるように貢献することを目標としている。マイクロソフトの技術的および法的ノウハウを駆使してサイバー犯罪に対抗する。
同センターの本部は、米ワシントン州Redmondにあるマイクロソフト本社内に設置される。犯罪組織ネットワークの分布図の作成、児童ポルノ対策技術などの技術を活用し、リアルタイムでサイバー犯罪の動向を監視する。構成員はマイクロソフト社内の弁護士、技術者、科学捜査専門家などを配置する。このほかにも、外部の司法当局者や学術者などとも連携して活動を行う。
(川原 龍人/びぎねっと)
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