オープンソース

CiscoがH.264コーデックがオープンソース化、Web上のビデオ相互運用性が向上

Ciscoは10月31日(現地時間)、CiscoがH.264コーデックをオープンソース化し、BSDライセンスの下で公開すると発表した。

H.264は数多く採用されているが、MPEG LAが特許を持っているため、特許料を支払う必要があり、オープンソースソフトウェアではあまり普及していなかった。今回のオープンソース化により、オープンソースソフトウェアにおけるH.264コーデックの採用推進が見込まれる。

また、Mozillaは、今回のCiscoの発表を受け、FirefoxでH.264をサポートし、FirefoxにH.264を統合する計画を発表した。これにより、動画再生だけでなく、Web上でのビデオ相互運用性が向上し、ビデオチャットなどが可能になるという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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