オープンソース

「VirtualBox 4.3.0」リリース

VirtualBoxの最新版、「VirtualBox 4.3.0」が9月13日(現地時間)リリースされた。

VirtualBoxは、ホスト上に仮想マシンを作成し、その上で別のOSを実行することができるソフトウェア。Windows版、Linux版、 BSD版などが用意されており、個人利用または評価目的の場合は無償で利用可能。また、ソースコードがOSE版としてGPLの下で公開されている。

VirtualBoxでは、仮想マシンからUSB機器を利用したり、Windowsのリモートデスクトップ接続を仮想マシンへ接続する、などが可能。3Dアクセラレーションをサポートしており、64ビットゲストにも対応している。

「VirtualBox 4.3.0」は、Windows 8.1、Mac OS X 10.9などへの対応が強化されたバージョンとなっている。特に、Windows 8.1など、タッチユーザインタフェイスを多用するOSに向けて、10点マルチタッチインタフェイスに対応した。その他にもいくつかの機能強化などが施されている。

VirtualBoxはWebサイトから入手できる。非オープンソースのバイナリが含まれる「Extension Pack」は、個人利用に限り無償で利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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