オープンソース

「GNU Make 4.0」リリース

GNU Make development teamは10月9日(現地時間)、「GNU Make 4.0」をリリースした。

GNU Makeは、プログラムコードをコンパイルする際、再コンパイルが必要な部分を判別し、その部分を再コンパイルし、有効にするコマンドを実行できるツール。カーネルのコンパイルほか、数多くのプログラムで利用されている。

「GNU Make 4.0」では、Scheme処理系GNU Guileがmakefile用の組み込みスクリプティング言語としてサポートされた。これにより、MakefileにSchemeスクリプトを記述することが可能になった。また、新しいコマンドラインオプション「–output-sync」や「–trace」、「–debug」コマンドラインオプションが付け加わっている。

Make 4.0は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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