オープンソース

Pythonインタプリタ「PyPy 2.1」リリース

Pythonインタプリタ「PyPy」の最新版、「PyPy 2.1」が8月1日(現地時間)にリリースされた。

PyPyは、Pythonで記述されたセルフホスティングインタプリタ。現在多くのプラットフォームで採用されているインタプリタは、Cで記述された、いわゆる「CPython」と呼ばれるもの。PyPyは、CPythonを置き換えて利用できるという。「PyPy 2.1」では安定性の向上に加えて、ARMアーキテクチャのサポートが強化されている。このサポートはRaspberry Pi Foundationの支援によるもので、ARM向けJITが正式にサポートされている。本バージョンはCPython 2.7.3の機能をカバーしており、CPython 2.6/2.7を置き換えて利用できる。

PyPy 2.1は、LinuxとMac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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