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クラムワークス、LinuxベースのOSを搭載したUSBメモリ「BOOTPLUG-S1」を発売

クラムワークスは3月29日、LinuxベースのOSを搭載したUSBメモリ「BOOTPLUG-S1」の発売を発表した。

BOOTPLUGは、Linuxをベースとした独自の軽量OSを搭載したUSBメモリ。 PCのUSBブート機能を利用し、約20秒で内蔵OSを起動できる。 ブラウザ、メーラ、オフィスソフトを標準搭載しているほか、メールや文書の保存用に約730MBのユーザ領域が確保されている。

BOOTPLUGは、OS、アプリケーション、データの全てをUSBメモリ上に置き、PCのハードディスクには全くアクセスしない。このため、シャットダウン後には一切の情報が残らない。
このため、出先などで他人のPCを利用しても情報漏洩することはないという。

全ての保存データはAESにより暗号化されるため、USBメモリ内のデータが他のOSから読み出される事もない。暗号化キーワードを入力しない限り、内蔵OSを起動することもできないようになっている。また、有線LAN、無線LAN、PPPダイヤルアップと、各種ネットワーク接続に対応している。

価格はオープンで、同社のオンラインショップでは12,600円 (税込)で発売されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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