オープンソース

湖西市、事務で使用するオフィスソフトに「LibreOffice」を全庁的に導入

静岡県湖西市は6月14日、事務で使用するオフィスソフトウェアに、オープンソースの「LibreOffice」を導入したと発表した。

静岡県の市町としては、オープンソースのオフィスソフトウェアの導入は初めてのケースとなるという。湖西市は、2012年にLibreOffice導入の検討委員会を設置し、検討の結果、移行可能との結論に達したため、導入に踏み切った。今後、全700台のPCのうち3分の2は、更新時にMicrosoft Officeを購入しない予定で、これによって7年間で約1400万円のコスト削減を見込む。なお、LibeOfficeへの移行と並行して、内部文書のファイル形式を、MicrosoftOfficeのファイル形式から、LibreOfficeの標準形式である「ODF」に段階的に移行していく予定。

(川原 龍人/びぎねっと)

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