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アルファシステムズ、Linux向けDLNA機器開発キット「alpha Media Link SDK」を発売

アルファシステムズは3月6日、「DLNA Network Device Interoperability Guidelines expanded:March 2006」に対応したLinuxプラットフォーム向け開発キット「alpha Media Link SDK」の発売開始を発表した。DLNAとは、Digital Living Network Allianceの略で、AVコンテンツを取り扱うデジタル機器間の相互使用を策定する団体。

「alpha Media Link SDK」は、複数のデバイスクラスに対応するSDKを1パッケージで提供する。更に、様々なユースケースに応じて相互接続の確認ができる。

同製品は、DLNAガイドラインで規定するDMR(Digital Megia Renderer:音量調整・コンテンツ再生を行う)、DMS(Digital Media Server:コンテンツの公開・配信を行う)、DMC(Digital Media Controller:DMS/DMRの検出、ディレクトリ検索などを行う)といったデバイスクラスレベルでのソフトウェア部品、デコードシステムやレンタリングシステムなど、サブシステム単位での実装可能なインターフェイスなどが定められている。これによって、ユーザが既に所有しているアプリケーションソフトウェア・ハードウェア資産を直接接続することができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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