オープンソース
WindRiver、Linux車載IVIシステムにiOSデバイスを接続させる「Wind River Connectivity Solution Accelerator for Linux」を発表
WindRiverは5月28日、Linuxベースの車載インフォテインメント（IVI）システムに、ユーザのiOSデバイスを接続できる「Wind River Connectivity Solution Accelerator for Linux」を発表した。
同製品を利用すると、IVI装置にiPhoneなどのiOSデバイスを接続させることができる。これにより、iOSデバイスのデータを表示したり、音楽や動画などのコンテンツ再生を行うアクセサリのように動作させることができる。車のハンドルをリモコンとして使うことも可能だという。
今回発表されたソフトウェアは、AndroidベースのIVIシステムでiOSデバイスのデータ表示やコンテンツ再生が可能な「Wind River Connectivity Solution Accelerator for Android」など、既存のWind River iOSコネクティビティソリューションをさらに拡張したもの。なお、ウインドリバーの車載向けラインアップとしては、オープンソース開発基盤Yocto ProjectをベースにしたIVIプラットフォーム「Wind River Platform for Infotainment」なども用意されている。
(川原 龍人/びぎねっと)
