オープンソース

オープンソースのエミュレーター「QEMU 1.5」リリース

QEMU Teamは5月20日(現地時間)、「QEMU 1.5」をリリースした。

QEMUは、元々はx86以外のLinuxプラットフォームでx86のバイナリを実行させるソフトウェアとして始まった汎用エミュレータ。現在では、400にも上るハードウェアのシミュレーションができるという。KVM、Xenなどもサポートしている。

「QEMU 1.5」では、ARMアーキテクチャにおけるKVMサポートが追加された(Linux 3.9とARM Cortex-A15が必要)。また、Virtual Function I/O(VFIO)において、VGAパススルーが実験的にサポートされた。その他にも新機能の搭載や、機能改善も行われている。

QEMU 1.5は、Webサイトから無償でダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
QEMU Team