仮想化技術

クラスキャット、プライベートクラウドと連携可能なApache Hadoopクラスタ自動構築・管理・監視ソリューションを提供開始

クラスキャットは4月23日、Apache Hadoopクラスタの自動構築・管理・監視が可能なソリューション製品「ClassCat Cluster Manager for Hadoop」を発表した。基本機能を提供する「Standard Edition」とプライベートクラウドと連携可能な「Enterprise Edition」の2つがラインナップされている。

「ClassCat Cluster Manager Enterprise Edition for Hadoop」は、クラスキャットの独自実装によるApache Hadoop クラスタの自動構築・運用管理・監視を可能とするソリューション。管理サーバ上でマスタ/スレーブノードの登録を行うだけで、ワンタッチでHadoopクラスタが自動構築され、各種設定も自動的に最適化されるため、ただちに実運用を開始することができる。実装はエージェント方式を採用しており、柔軟な制御がリアルタイムで実行でき、Webベースの管理ツールから監視や操作の一元管理が可能となっている。

「ClassCat Cluster Manager Standard Edition」は、スターターキットとして位置づけられた製品。Hadoopシングルクラスタを自動構築して運用管理するための機能が用意されており、小規模なクラスタから手軽に運用したい場合に最適なソリューションとなっている。

管理サーバでの対応OSは、Red Hat Enterprise Linux 6.4とUbuntu Server 12.04 LTS (x86_64) 。価格はオープン。

(川原 龍人/びぎねっと)

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