オープンソース

オープンソースのコンパイラGCCの最新版、「GCC 4.8.0」リリース

GCCは3月22日(現地時間)、オープンソースの多言語コンパイラ 「GCC 4.8.0」を正式にリリースした。

GCC は「GNU Compiler Collection」の略。C、C++、Objective-C、FORTRAN、Javaなど複数の開発言語に対応しているコンパイラ。現在では、Linuxをはじめとする、さまざまなUNIX系OSで標準搭載されている。

GCC 4.8.0では、GCC自体がC++で再実装された。これにより、GCCをコンパイルするためには、C++コンパイラが必要になった。その他にも、ループ最適化の方法の改善、forward_listのサポート、ライブラリの増強など、多くの新機能が搭載されている。一方で、いくつかの機能がobsolete扱い・削除されている。

GCC 4.8.0は、ミラーサイトから無償でダウンロード・利用することができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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