オープンソース

ISC、「BIND 10 1.0.0」正式リリース

Internet Systems Consortium(ISC)は2月22日(現地時間)、DNSサーバBINDの最新版「BIND 10 1.0.0」をリリースした。

本リリースは、2000年にリリースされた「BIND 9」以来のメジャーアップグレードリリースとなる。C++及びPythonで実装されている。

「BIND 10 1.0.0」では、機能がモジュール化されたことが大きな変更点で、必要な機能だけをセレクトして利用することができる。また、開発者向けにカスタマイズ用のPythonスクリプトの使用が提要されているほか、ドキュメントも充実。その他、動的DNSのサポートおよびDNSSEC拡張のサポート、TSIGのサポートなどが施されている。

BIND 10 1.0.0は、Webサイトから無償でダウンロード・入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
リリースノート