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ミラクル・リナックス、「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6 SP2」を発売開始
ミラクル・リナックスは12月13日、Linux OSの最新版「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6 SP2」を発売開始したと発表した。
「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6」は、企業向けLinuxサーバ用途に加え、産業用コンピュータやアプライアンスなど、特定業務用機器への組み込みにも最適化されたLinux OS。今回のバージョン「SP2」では、CentOS 6.1から6.3相当にバージョンアップが施されている。また、サポート期間を3年間延長し、10年に渡るサポートを受けることが可能となった。
「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX」では、OSライセンス、アップデータ利用権、サポートサービスが分離されており、利用形態に併せて柔軟にライセンスを選択できる。仮想化インフラ向けサーバでの利用では、OSライセンスは1物理サーバーあたり1ライセンスで済み、インスタンス数の制限はない。
製品ラインアップは、特定業務用機器(産業用コンピュータ/アプライアンス)向けLinuxライセンス(販売価格157,500円/10ライセンス)、標準サーバ向けライセンス(販売価格63,000円)、サポートサービスからなる。なお、「Asianux Server 4 == MIRACLE LINUX V6 SP2」とプロダクトサポートを組み合わせたバリューパックも用意されている。
(川原 龍人/びぎねっと)