オープンソース

「Ubuntu 12.10(Quantal Quetzal)」リリース

Ubuntu Teamは10月18日(現地時間)、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版、「Ubuntu 12.10 “Quantal Quetzal”」をリリースした。

Ubuntuは、Debian GNU/Linuxをベースとしたディストリビューション。Ubuntu Teamは6ヶ月ごとの新バージョンリリースを宣言しており、今回のリリースも前回の「12.04」から半年が経過してのリリースとなる。Ubuntuの特徴としては、「初心者でも使いやすいディストリビューション」を目指していることが挙げられる。

「Ubuntu 12.10」では、Ubuntu Enterprise Cloud(UEC)が「OpenStack Folsom Release」へとアップデートされ、クラウドプラットフォームとして強化されている。また、検索ツールDashが強化され、Google DriveやFrickr、Facebookなども検索できるようになったほか、Webアプリケーションを一般のアプリケーションと同じように利用できる「Web apps」も新しく加わった。

Ubuntu 12.10は、デスクトップ向け「Ubuntu」、サーバ向け「Ubuntu Server」が公開されている。Ubuntuのインストールイメージは、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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