Apache Software Foundationは8月23日、オープンソースのオフィススィート「Apache OpenOffice 3.4.1」をリリースした。

OpenOffice.orgは、StarDivisionによって開発されたStarSuiteをベースにしたオフィススイート。StarDivisionは1999年にSun Microsystemsに買収され、OpenOffice.orgは2000年にオープンソース化。2010年にOracleがSunを買収した後はOracleの下で開発が進められていた。2011年6月には、OpenOffice.orgはOracleがApache Software Foundation（ASF）に寄贈、その後Apacheインキュベータープロジェクトとなった。

「Apache OpenOffice 3.4.1」では、フィンランド語などいくつかの言語が追加されたほか、他の言語への対応も強化されている。また、「Calc」におけるUndoとRedoに関するバグなど、いくつかのバグが修正されているほか、拡張機能も拡充されている。

Apache OpenOffice 3.4.1は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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