オープンソース
システムレスキューに特化したディストリビューション「SystemRescueCd 2.8.1」リリース
SystemRescueCd Teamは7月18日(現地時間)、Linuxディストリビューション「SystemRescueCd 2.8.1」をリリースした。
SystemRescueCdは、システムクラッシュ時のレスキューに特化した、ワンCD-Linuxディストリビューション。Gentoo Linux Live CDをベースに構築されており、データ復旧、バックアップ、パーティショニング、ネットワークツールなどのツールが充実している。ファイルシステムは、 ext2/ext3/ext4、XFS、reiserfs、btrfs、jfs、vfat、NTFSをサポートしている。
「SystemRescueCd 2.8.1」では、カーネルにlinux 3.2.23を採用、X.Orgのグラフィック環境がアップデートされるなど、いくつかの機能向上が施されている。各ファイルシステム向けのツールもアップデートされている。
対応アーキテクチャは、i586/amd64。CD-ROMのISOイメージは、プロジェクトのWebサイトから入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
SystemRescueCD