サーバー/ネットワーク

日本オラクル、省電力設計を採用した新しい「Sun x86」サーバ製品を発表

日本オラクルは5月16日、従来の「Sun x86」サーバに比べ、最大94パーセントまで電力効率を高め、処理性能を最大87パーセント向上した新しい「Sun x86」サーバ製品群を提供開始したと発表した。

今回提供を開始する「Sun x86」サーバは、インテルの新しい「インテルXeonプロセッサ E5-2600シリーズ」を搭載し、オラクルのデータベース、ミドルウェア、業務アプリケーションに最適化されている。OSには「Oracle Solaris」または「Oracle Linux」を搭載でき、仮想化技術「Oracle VM」も使用可能。新しい「Sun x86」サーバは、省電力の低電圧DIMM、電源装置などにより、前世代の「Sun x86」サーバと比べ、最大94パーセントまで電力を効率化する省電力設計を採用している。熱センサー、空調を効率化するアルゴリズムにより、ファン速度や電力効率、システム性能を自動で調整する。処理性能もプロセッサ・コア数を33パーセント増加し、最大87パーセント性能を向上している。また、オラクルのサーバやネットワーク、ストレージなどのハードウェア製品を一元管理してクラウド環境を容易に構築・管理できる「Oracle Enterprise Manager OpsCenter 12c」が無償で提供される。

価格は596,629円から(税込)。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
ニュースリリース