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日本IBM、ミッションクリティカル業務などに向けたLinux専用サーバを発表

日本IBMは4月25日、IBMのプロセッサ「POWER7」を搭載した高性能・高信頼サーバ「IBM Power Systems」ファミリーにおいて、オペレーティング・システムをLinuxに限定し、x86サーバーと同価格帯に設定したLinux専用サーバ「PowerLinux 7R2」を発表した。24時間365日停止できないミッション・クリティカルな業務システムやビッグデータなどに用いられる大規模分散処理に向けた製品。

同製品は、障害探知機能やエラー訂正機能、スペア部品への切り替えなど、業務停止を防ぐ多様な機能が装備されたPower Systemsのテクノロジーを継承した、信頼性の高いサーバマシン。さらに、PowerLinux向け仮想化機能「PowerVM for PowerLinux」は、従来の仮想化機能PowerVMと同様に高いセキュリティを実現し、命令実行時のオーバーヘッドがほとんど発生しない設計により、仮想化環境においても物理環境と変わらない性能が提供される。

PowerLinuxの最小構成価格は135万5700円(税別)で、日本IBMおよび日本IBMのビジネスパートナーから販売し、5月4日から出荷開始となる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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