オープンソース
「Scientific Linux 6.2」リリース
Fermi National Accelerator Laboratoryは2月16日(現地時間)、Linuxディストリビューションの最新版、「Scientific Linux 6.2」をリリースを発表した。
Scientific Linuxは、Red Hat Enterprise LinuxのソースコードをリビルドしたものをベースにしたLinuxディストリビューション(Red Hatの商標に関する部分は取り除かれている)。元となるRed Hat Enterprise Linux 6.2のリリース開始後3年間はサポートが継続される予定。なお、Scientific Linux 6.2は、RHELの最新系列「6.x」の最新版に相当する。
Scientific Linuxは、高エネルギー物理学などの分野で利用されるパッケージが追加されており、高エネルギー物理学実験や原子核実験のプロジェクトでも採用されている。
対応プラットフォームは、i386とx86_64。Scientific Linux 6.2のISOイメージは、Webサイトから無償でダウンロード・入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)