オープンソース
「LibreOffice 3.5.0」リリース
The Document Foundationは2月14日(現地時間)、「LibreOffice 3.5.0」のリリースを発表した。
「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススイートの開発に当たっているコミュニティ。The Document Foundationは、SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューションの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOffice の開発に当たる。
「LibreOffice 3.5」は、前バージョン「3.4」に較べ、ワードプロセッサ「Writer」、スプレッドシート「Calc」、プレゼン「Impress」などにさまざまな機能追加・強化が施されている。英語版などでは文法チェッカーも導入された。また、安定性の強化、暗号化機能の強化のほか、アップデート通知機能が利用できるようになり、ユーザはアップデート版がリリースされた際に通知を受け取ることができるようになった。
「LibreOffice 3.5.0」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)