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情報処理推進機構、2012年1月分のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表、スマートフォンに対する攻撃への注意喚起

情報処理推進機構セキュリティセンターは2月3日、2012年1月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況をまとめ、発表した。

この中で、同センターは、スマートフォンでのワンクリック請求や不正アプリなどの届け出が増加していることを指摘。その手口と対策を公表している。

1月のコンピュータウイルス届出状況は、ウイルスの検出数は28,459個で2012年12月の114.6%増加、届出件数は941件で23.2%増加。検出数の1位はW32/Netskyで11,079個、2位はW32/Mydoomで7,227個、3位はW32/Autorunで439個。

不正アクセス届出状況は、1月の届出件数は8件で、何らかの被害のあったものは7件。不正アクセスに関連した相談件数は35件で、何らかの被害のあった件数は9件。被害届出の内訳は、侵入2件、なりすまし4件、メールの不正中継1件、となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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