オープンソース
Mozilla、メールクライアント「Thunderbird 9」をリリース
Mozilla Foundationは12月22日(現地時間)、メールクライアント「Thunderbird 9」をリリースした。
Thunderbirdは、柔軟なカスタマイズ性を持つメールクライアント。RSSおよびニュースグループクライアントも備える。POPとIMAP 双方のプロトコルをサポートし、HTML形式のメールにも対応している。RSS リーダー、ニュースグループリーダーも兼ね備えており、迷惑メールフィルタ、フィッシング詐欺対策など様々な機能を持っている。数多くのアドオンを持ち、柔軟なカスタマイズが可能となっている。
Thunderbird 9は、Thunderbird 8系列に続く最新系列となるリリース。Firefox 9にも搭載されているGecko 9エンジンを採用しており、安定性の向上が図られている。また、メッセージ編集とアドレス帳が「Personas」に対応した。
「Thunderbird 9」は、MPL・GPL・LGPLのトリプルライセンスの下で配布されている。Windows版、Linux版、Mac OS X版が用意されており、それぞれWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)