仮想化技術

エルザジャパン、GPU Direct Mappingに対応する「Parallels Workstation 6 Extreme」パッケージ版の販売を開始

エルザジャパンは11月30日、パラレルスのワークステーション向け仮想化ソリューション「Parallels Workstation 6 Extreme」の販売と出荷を開始すると発表した。

「Parallels Workstation 6 Extreme」を利用すると、Intel VT技術をベースに、仮想マシン上からホストPCの持つハードウェア資源を直接利用する事ができるという。Parallels Hypervisor によって仮想マシンの負荷をホストOSから分離できるため、CADを利用しながら、空いているCPUコアを活用し、バックエンドの仮想マシン・プロセスでCAEやHPCの解析計算を実行させることもできる。更に、仮想マシンへ高速ネットワーク・カードを割当て、グリッドコンピューティングやクラスターシステムのノードとして活用可能。

Parallels Workstation 6 Extreme のライセンスは、PC1台につき、1ライセンスを必要とする。販売形態は、新規ライセンスはメンテナンス期間により3種類あり、既存のバージョン4を利用している顧客を対象としたバージョンアップライセンスもある。価格は、1年メンテナンスライセンスが59800円、3年メンテナンスライセンスが89800円、バージョンアップ(1年メンテナンス)が40800円(いずれも税別)となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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