オープンソース

「OpenBSD 5.0」リリース

OpenBSD Projectは11月1日(現地時間)、UNIX系OSであるOpenBSDの最新版、「OpenBSD 5.0」をリリースした。

今回のリリースでは、OpenSSH 5.9を採用。また、ネットワーク関係の機能改善、インストーラーの改良など、いくつかの機能向上が施されている。搭載されているアプリケーションも、最新のものが採り入れられている。

OpenBSDは、安全性を最重要視したBSD系統のOSで、「デフォルトインストールで高セキュリティ」という方針の下で開発が続けられている。 OpenBSD Projectによると、「長年に渡って、デフォルトインストールでのリモートセキュリティホールは2つだけ」だという。対応プラットフォームは、 Alpha、AMD64、i386、MIPS、PowerPC、SPARC、Zaurusなどとなっている。

「OpenBSD 5.0」はミラーサイトから自由に入手できるほか、CD-ROMセットも用意されており、OpenBSDプロジェクトのWebサイトから注文することができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
OpenBSD 5.0 リリースノート
OpenBSD Project(日本語)