仮想化技術
クラスキャット、OpenNebula 3.0拡張のプライベートクラウド製品を販売開始
クラスキャットは10月17日、企業の情報システム部門や中堅・中小企業(SMB)の容易なクラウドシステムの導入を促進するプライベートクラウド「ClassCat Cloud」シリーズの、Red Hat Enterprise Linux 6.1 KVM仮想化環境に対応した「ClassCat Cloud Enterprise Edition v3.0」を2011年11月に発売開始すると発表した。
「ClassCat Cloud Enterprise Edition v3.0」は、オープンスタンダードをコンセプトとした、オールインワンなプライベートクラウド・ソリューション。IaaS クラウド・インフラに加え、動作検証済みの各種アプリケーションが「ClassCat Cloud Ready プログラム」により仮想アプライアンスとして提供される。このため、企業におけるプライベートクラウドの導入が容易になる。IaaSクラウド基盤に、各種IaaSクラウド標準仕様に準拠した「オープンソースのクラウド・ツールキット OpenNebula 最新版 3.0」をベースに、クラスキャットが独自にリソース監視機能とJava実装のWeb管理ツールを追加して構築している。
販売形態は直接販売および販売パートナー経由、販売価格はオープンプライス。
(川原 龍人/びぎねっと)
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