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日本DNSオペレーターズグループ発足、DNSのオペレーションを通してインターネットの安定運用に貢献

6月7日に開催された「Interop Tokyo 2006」において、「日本DNSオペレーターズグループ」(英文名称: DNS Operators’ Group, Japan)」の発足が決定した。略称は「DNSOPS.JP」。

同会は、DNSのオペレーションを通して、インターネットの安定運用に寄与することを目的として発足した。同会は、DNSのオペレーションに関し、参加者間の情報交換、共有、議論の場の提供、円滑な運用のための情報公開、および国内外における関係各組織との連携等を行う。

インターネットにおける重要な基盤技術の一つであるDNS全体の安定運用を実現するために、実際のDNSサーバのオペレータ間における連携のみならず、ネットワークのオペレータ、各種ネットワーク機器の開発者、DNSに関する研究者・専門家・識者など、さまざまな方面の技術者が参加者となり、横断的かつ全体的な連携を実現することを目標とする。

発起人は、KDDIの石田 慶樹氏をはじめとした10名。

参加資格は特になく、想定する参加者として「DNSオペレータを自称している人」「DNSに興味がある人」「DNSを重要だと思っている人」などとなっている。同会に参加するには、メーリングリストに参加すればよい。活動は、年に数回のオフラインミーティング、メーリングリストやWeb上での議論となる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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設立趣意書
「日本DNSオペレーターズグループ」