サーバー/ネットワーク
Webサイト向けの新しいユーザ認証システム「BrowserID」リリース
Mozilla Identity teamは7月14日、Webサイト向けの新しいユーザ認証システム、「BrowserID」をリリースした。
ユーザーとWeb開発者の両者にとって安全で使いやすい認証システムを目指すという。
BrowserIDはメールアドレスとパスワードによる認証機構を提供するシステム。1つのアカウントで、BrowserIDを採用している全てのWebサイトに共通でログインすることができる。認証機構はBrowserIDサーバ側で発行されるため、BrowserIDを利用するWebサイトでは、BrowserIDへのアクセス機能を提供するJavaScriptコードを記述するだけで利用できる。
BrowserIDには、セキュリティ対策を施したメールでの認証が応用され、なりすましを防止する。また、BrowserIDサーバを自分で構築して運用することもできる。
(川原 龍人/びぎねっと)