オープンソース
Mozilla、メールクライアント「Thunderbird 5」をリリース
Mozilla Foundationは6月29日(現地時間)、メールクライアント「Thunderbird 5」をリリースした。
Thunderbirdは、柔軟なカスタマイズ性を持つメールクライアント。RSSおよびニュースグループクライアントも備える。POPとIMAP 双方のプロトコルをサポートし、HTML形式のメールにも対応している。RSS リーダー、ニュースグループリーダーも兼ね備えており、迷惑メールフィルタ、フィッシング詐欺対策など様々な機能を持っている。数多くのアドオンを持ち、柔軟なカスタマイズが可能となっている。
Thunderbird 5は、Thunderbird 3系列からの最新系列(Thunderbird 4系列はリリースされない)。Thunderbird 5では、Firefoxで利用されているアドオンマネージャを新規に搭載。Thunderbirdから直接アドオンを検索・追加できるようになった。そのほか、390以上の機能改善、バグフィクスなどが施されている。
「Thunderbird 5」は、MPL・GPL・LGPLのトリプルライセンスの下で配布されている。Windows版、Linux版、Mac OS X版が用意されており、それぞれWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)