オープンソース

Mandrivaから派生したLinuxディストリビューション「Mageia 1.0」リリース

Mageia communityは6月1日(現地時間)、Mandrivaから派生した新しいLinuxディストリビューションMageiaの、初の正式版となる「Mageia 1.0」をリリースした。

「Mageia 1.0」は、「Mandriva 2010.1」の流れを汲んだディストリビューション。日本語を含む161言語をサポートしている。

カーネルにはkernel 2.6.38を採用、デスクトップ環境にはKDE SC 4.6.3、GNOME 2.32、XFCE 4.8.1などが利用できる。「Mandriva 2010」の流れを汲む。パッケージ管理ツール、システム設定ツールなどを用意した。

デスクトップ環境は、KDE SC 4.6.3、GNOME 2.32、Kfce 4.8.1、LXDEなどが利用できる。その他、Firefox 4.0.1、Google Chrominum-browser 11.0.696.65、KMail 4.4.11.1、Thunderbird 3.1.10、LibreOffice 3.3.2.2などを搭載している。

配布ディストリビューションは32bitと64bitに対応しており、ISOイメージはWebサイトから無償で入手できる。また、Mandriva Linux 2010.1または2010.2から直接アップグレードすることもできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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