オープンソース

「Fedora 15」 正式リリース

Fedora Projectは5月24日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Fedora 15」を正式リリースした。

Fedora 15では、GNOMEの最新系列、「GNOME 3.0」が採用されている。これに伴って、ウィンドウマネージャにMutterを採用するなど、デスクトップシステムに大きな改良が施されている。Kernel 2.6.35、GNOME 2.32、KDE 4.5など、最新のソフトウェアが採用されている。また、ファイルシステムBtrFSのサポート強化、仮想化技術の強化などが施されている。デスクトップ仮想化向けフレームワーク「SPICE(Simple Protocol for Independent Computing Environment)」がVirtManagerでも利用できるようになった。

対応アーキテクチャはx86とx86_64。Fedora 15のインストールメディアISOイメージは、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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リリースノート(日本語訳)