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日本テラデータ、SSDとHDDを組み合わせたエンタープライズ向けデータウェアハウス用プラットフォームを発表

日本テラデータは5月17日、記憶デバイスにSSDとHDDを組み合わせたエンタープライズ向けデータウェアハウス(DWH)用プラットフォーム「Teradata Active Enterprise Data Warehouse 6650/6680」を発表した。

「Teradata Active Enterprise Data Warehouse 6680」は、パフォーマンスに優れるSSDと、容量当たりのコストに優れたHDDのハイブリッドストレージを搭載している。Teradata Virtual Storage (TVS)を標準で実装し、アクセス頻度(データ温度)に応じたデータの自動配置を実現している。すなわち、アクセス頻度の高いデータ(ホットデータ)はSSDに、低いデータ(コールドデータ)はHDDに、自動的に振り分けて格納する。これにより、常に最適なパフォーマンスが維持され、より安定したクエリ応答時間が実現される。

「Teradata Active Enterprise Data Warehouse 6650」はHDDを搭載しており、既存システムとの共存が可能。必要に応じてSSDとTVSを実装しパフォーマンスを強化できるため、多くの選択肢が提供される。

これらのテクノロジーに加えて、高いスケーラビリティと可用性により、エンタープライズDWHの要件をすべて満たす製品として、本製品がリリースされた。また、導入時にはコンサルティングを行い、そのアクセス頻度に応じたデータの温度を分析し、効率的なシステム構成を提案するという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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