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アップル、次世代のクアッドコアプロセッサとグラフィックを搭載した新しい「iMac」を発表
アップルは5月3日、オールインワンタイプのコンピュータ「iMac」シリーズに、次世代のクアッドコアプロセッサ、グラフィックス、高速Thunderbolt I/Oインターフェイステクノロジー、新しいFaceTime HDカメラを搭載したモデルを発表した。
新しいiMacは、クアッドコアのIntel Core i5プロセッサを搭載。オプションで最大3.4 GHzのCore i7プロセッサを選択することもできる。これらのプロセッサおよび統合メモリコントローラ、高性能ビデオエンコーディング・デコーディングが可能なメディアエンジンなどにより、最大70%の処理速度向上が図られている。
サイズは21.5インチ、27インチなどのモデルがそろっている。いずれもThunderboltポートを搭載しており、拡張性が向上している。Thunderboltは、それぞれが最大転送速度10Gbpsという双方向チャネルを実装しており、RAIDアレイのような外付けの高速周辺装置にPCI Expressで直接接続したり、コンシューマ向けのFireWireやUSBの機器、ギガビットEthernetのネットワークにアダプタを介して接続することができる。また、高解像度ディスプレイ用にDisplayPortをサポートするほか、HDMI、DVIそしてVGAディスプレイ用の既存のアダプタにも対応している。
新しいiMacは、価格が108,800円からとなっており、全国のApple Store、オンラインのApple Store、およびiMac取扱販売店を通じて販売される。
(川原 龍人/びぎねっと)