仮想化技術

伊藤忠テクノソリューションズ、東北地方太平洋沖地震の被災地支援を目的とした特別サービスの提供を開始

伊藤忠テクノソリューションズは3月28日、東北地方太平洋沖地震で被災した顧客向けに、保守サポート、仮想化ホスティングサービス、グループウェアASPの特別サービスを提供すると発表した。

内容は以下の通り。

1.保守サポートサービス特別プラン

保守契約期間中及びワランティ期間中の機器に対しての保守サポートを提供する。その際、エンジニアの技術料と交通費は無料。部品費は、メーカーによって特別価格を適用する。本サービスは、同社との保守契約があるシステムが対象。また、災害救助適用地域に限定される(東京都を除く)。

2.仮想化ホスティングサービス特別プラン

仮想化ホスティングサービス「cloudage CUVIC OnDemand」を提供。顧客専用のポータルサイトからサーバ、ネットワークなどのITリソースを必要に応じて自由に増減することが可能なパブリッククラウド型のIaaS。被災地情報発信用Webサイト、自治体の窓口Webサイトなど、復興支援のための仮想サーバシステムを180日間無償提供する。

3.グループウェアASP特別プラン

グループウェアASPとして「EarthDomain」を180日間提供する。スケジュールやワークフローの管理、Webメールの機能を備えたグループウェア。モバイル環境にも対応しており、柔軟な情報共有が実現できる。対象は、災害救助法適用地域のユーザ、被災者に向けた情報発信を必要とする地方自治体、大学、法人企業など。

(川原 龍人/びぎねっと)

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