オープンソース
Google、Webブラウザ「Google Chrome 10」をリリース
Googleは3月8日(現地時間)、WebブラウザGoogle Chromeの最新版「Google Chrome 10.0.648.127」をリリースした。「Google Chrome 10」の安定版(Stable)リリースとなる。
Google Chromeは、WebKitエンジンを搭載したWebブラウザ。Webページの表示速度が速い、タブごとに1つのプロセスが割り振られる、などの特徴がある。Windows版、Linux版、Mac OS X版、それぞれのOSに対応した版が公開されている。
Google Chrome 10では、JavaScriptの実行を加速する機能「Crankshaft」を採用したV8エンジンを採用。大幅なJavaScript実行環境を提供する。また、ユーザーインターフェイスの「設定」のデザインが刷新され、設定画面が新しいウィンドウではなくタブとして開くようになった。さらに、Googleアカウントへのユーザーデータの同期機能にパスワードが追加され、Googleアカウント利用時のセキュリティが強化された。
Google Chrome は、Windows版、Linux版、Mac版ともにWebサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)