セキュリティ
アカマイ、高度なWeb攻撃から企業を防御する新しいクラウドディフェンスソリューションを発表
アカマイ・テクノロジーズは2月17日、高度なWeb攻撃から企業を防御・保護するクラウドディフエンスソリューション「Akamaiクラウドディフェンスソリューション」を発表した。
急増するDDoS攻撃に対応するためには、ボットネットやその他悪意のクライアントやソースからの攻撃に対抗するため、自社のインフラから遠い位置で、攻撃に対して防衛する多層防御アーキテクチャが必要となる。アカマイ・ネットワークでは、大規模攻撃に対して、フェイル・オーバーサービスを提供するのに加え、アカマイのクラウドベース・ディフェンス・ソリューションは、ユーザに対し「インターネットからWebインフラを隠す機能」「ネットワーク・レイヤーでのIPブロックと帯域制限機能」「第7レイヤー(アプリケーション・レイヤー)でのWebアプリケーション・ファイヤーウォール機能」「ドメインネームシステム(DNS)攻撃およびDNSSECに対する防御のスケーラブルな実行」「地域毎でのトラフィックのブロック」「疑わしいボットと実ユーザーとの切り分け」「DDoSの専門家によるインフラ評価とランタイムの攻撃シナリオ作成」「対応についてのサービス内容合意書(SLA)による24時間体制のサポート」を提供する。
「第7レイヤー攻撃に対する防御機能の追加」については、具体的にはクロスサイト・スクリプティングやSQLインジェクション型攻撃などの悪意のWebアプリケーション攻撃の検出およびブロックを可能にするオンデマンド機能を拡充した。また、高速IPブロックおよびIP帯域制限を提供し、データセンターにたどり着く前に、不要なリクエストや帯域を排除できるという。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
プレスリリース
アカマイ セキュリティソリューション